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ニラの卵とじ 1人分:130キロカロリー、塩分1.5グラム |
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ニラは、ネギ属の緑黄色野菜です。中国原産で、欧米では栽培されていない東洋を代表する野菜です。ネギの仲間なので栄養価は似ていますが、ニラの方がβ-カロテンを豊富に含みます。ニンニクと並び精力増強のイメージが強いのも、β-カロテンを豊富に含んでいるからです。さらに、β-カロテンは粘膜や肌の健康を保つので、かぜ予防や肌荒れ解消が期待できます。日本でも古事記に記されるなど古くから親しまれ、疲労回復や健康増進に役立つ食材、薬剤として用いられてきました。
ちなみに、ニラの独特の香り成分である硫化アリル(アリシン)は、食欲増進効果のほか、糖質のエネルギー変換を補助するビタミンB1の吸収を高めるため、疲労回復をさらに促し、エネルギー代謝を高めてスタミナ増強に役立ちます。
※おすすめ献立
サケの西京焼き、ジャガ芋の煮物
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
ニラ2把、卵2個、だし(和風だし)100ml、しょうゆ大1、酒小1、みりん小1
《作り方》
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① |
ニラは根もとを切り落とし3センチの長さに切る。 |
② |
ボウルに卵を入れさっとまぜる。 |
③ |
小さいフライパンにだし、しょうゆ、酒、みりんを入れて混ぜ中火にかけ、煮立ったらニラを加えさっと煮る。 |
④ |
ニラが少ししんなりしたら溶き卵を外から中心にむかって流し入れ、弱火にしてふたをして1、2分煮る。火を止めて器に盛る。 |
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