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カブと鶏肉の薄くず煮 1人分:140キロカロリー、塩分1.5グラム |
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カブは、根と葉で栄養成分が大きく違います。根は淡色野菜で、ビタミンCや消化酵素のアミラーゼを多く含みます。アミラーゼは消化吸収を助け、胸焼けや食べすぎの不快感を解消するなど、整腸作用に優れています。
葉は緑黄色野菜で、根に比べ栄養素が豊富です。β-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維などを多く含みます。また抗がん物質グルコシノレートも備え、がん予防が期待できます。
調理のポイントとして、根は火のとおりが早く煮くずれしやすいので、加熱は短時間にしましょう。
今回は煮て火を通しますが、栄養成分の効果を生かすなら生食もよいでしょう。サラダやあえ物にすれば、カブの甘味が生きます。
※おすすめ献立
魚の照り焼き、ジャガイモのきんぴら
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
カブ(葉付き)中2個、鶏肉(もも肉)100g、酒小1、ニンジン40g、だし200ml、みりん小2、塩小6分の1、しょうゆ小2、片栗粉小1、水小2
《作り方》
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① |
カブは6つ割、ニンジンは長さ4センチ幅1センチの短冊切りにする。 |
② |
カブの葉は、ゆでて4センチの長さに切る。 |
③ |
鶏肉は一口大のそぎ切りにし酒をかける。 |
④ |
鍋にだしを温め ① と ③ を4分煮て、みりん、塩、しょうゆを加えて煮立ったら、弱火で2〜3分煮た後に、② を入れてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつける。 |
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