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のっぺい汁 1人分:106キロカロリー、塩分1.8グラム |
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「のっぺい汁」の「のっぺい」とは本来、とろみのある料理のことです。煮汁にとろみをつけるのは、「片栗粉」「くず粉」「小麦粉を炒めてルーとして」などがあります。「片栗粉」は昔、ユリ科多年草の片栗の根から採ったでんぷんでしたが、現在は「ジャガ芋でんぷん」が代用されています。煮汁に片栗粉を水溶きせずに加えると、粉が煮汁の表面で固まったり、ダマができたりしますので、必ず水で溶いて沸騰した煮汁に加えます。片栗粉でとろみをつけることによって、料理が冷めにくく、また喉越しがよくなります。
※献立のヒント
豚肉のショウガ焼き(せん切りキャベツ添え)、マカロニサラダ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
鶏コマ肉50g、里芋2個、ニンジン4分の1本、大根5cm、ゴボウ10cm、突きこんにゃく50g、長ネギ6分の1本、だしのもと小2分の1、しょうゆ大1、酒大1、水3cup、水溶き片栗粉(片栗粉大1+水大2)
《作り方》 |
① |
里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切る。 |
② |
ニンジン、大根は皮をむいて、いちょう切り、ゴボウは1センチ弱の小口切り、ネギは1センチの小口切りにする。 |
③ |
こんにゃくとゴボウは下ゆでする。 |
④ |
鍋に、分量の水とだしのもとを入れて火にかけたところに、鶏肉、野菜類とこんにゃくを入れて、沸騰後に火を弱め、野菜が軟らかくなるまで煮る。 |
⑤ |
汁の分量を調整して、酒、しょうゆで味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。 |
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