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きんぴらごぼう 1人分:95キロカロリー、塩分1.0グラム |
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ゴボウといえば、なんといっても豊富な食物繊維。その多くが腸内環境を改善する不溶性食物繊維です。特にセルロース、リグニンなどを豊富に含み、整腸を促すことから、便通がよくなるだけでなく、コレステロールや中性脂肪を抑えて動脈硬化を防ぐのに役立ちます。また、腸内の発がん物質を吸着して排せつさせる働きもあり、大腸がん予防が期待できます。さらに、水溶性食物繊維のイヌリンも含んでいます。腎臓の機能を高める利尿効果があるほか、血糖値の抑制と悪玉コレステロール値を下げる働きもあり糖尿病の予防にも役立ちます。ゴボウは生活習慣病予防に活躍する立役者といえるでしょう。
※おすすめ献立
サンマの塩焼き、きのこのご飯、かきたま汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
ゴボウ100g、ニンジン40g、サラダ油大2分の1、砂糖大2分の1、しょうゆ小2と2分の1、酒大1
《作り方》 |
① |
ゴボウは洗って長さ6センチ、幅3ミリ角の棒状に切り水に入れる。そして、水を2〜3回とりかえてあくを除き、ざるにあげて水気を切る。 |
② |
ニンジンは皮をむき、ゴボウと同じ大きさの棒状に切る。 |
③ |
鍋にサラダ油を熱し、ゴボウを入れて強火で炒める。全体に油がまわってしんなりしたらニンジンを加えてよく炒め、砂糖、しょうゆ、酒を加えてよく混ぜながら汁気がなくなるまで3〜4分炒め、火を止め器に盛る。 |
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