定年時代／食／健康レシピ／令和3年10月下旬号

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健康レシピ　令和3年10月下旬号


	栗ご飯　　1人分：564キロカロリー、塩分1.8グラム

　縄文時代の遺跡から食用にしていた形跡が見つかるほど、栗は日本人には古くから親しまれてきた食材です。また、和洋を問わず、料理や菓子類など利用法の広い食材でもあります。

　栗はエネルギー源となる炭水化物、疲労回復効果のあるビタミンB1、肌荒れ解消や免疫力を強化するビタミンCなどを含み、体力の回復や風邪の予防に役立ちます。渋皮（内側の皮）にも、抗酸化作用があり、がんの予防が期待されるタンニンや食物繊維が含まれています。今回は渋皮をむきますが、健康のためには渋皮を付けたままの調理法もよいでしょう。

※おすすめ献立
　サバの幽庵焼、ホウレン草のおひたし、菊花豆腐のお澄まし

（女子栄養大学生涯学習講師　豊田光子）

《材料》2人分
米1cup（160g）、もち米2分の1cup（80g）、水1と2分の1cup（300ml）、栗150g、塩小2分の1、しょうゆ大2分の1、砂糖大2分の1、酒大1
《作り方》

①	米、もち米はあわせて洗い、分量の水に漬けて15分以上おく。
②	栗は、生のまま皮をむくが、熱湯に漬けてからむくと皮が軟らかくなり、滑らないでむける。
③	米に塩、しょうゆ、砂糖、酒を加え軽く混ぜる。②の栗も加え普通に炊く。
※	調味料は炊く直前に入れること。早く入れると米が硬くなってしまって軟らかく炊きあがらない。蒸らしはやや長めに蒸らす。

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