|
|
新玉ネギとワカメのおひたし 1人分:24キロカロリー、塩分1.0グラム |
|
|
|
玉ネギを生で食べたときの独特の辛味には、硫化アリルという成分が関係しています。硫化アリルは消化液の分泌を助け食欲を増進。また細胞が生まれ変わるサイクルを活発にし、丈夫な体をつくります。硫化アリルには血液の凝固を遅らせる働きもあるため、動脈硬化や高血圧の予防などの効果が期待できます。ただし硫化アリルは加熱すると変質してしまうので効果を十分に得たい場合は生食がおすすめです。
また、玉ネギを切ると涙が出るのも硫化アリルが原因です。対策としては、調理前に玉ネギをよく冷やす、またはよく切れる包丁を使うなどで刺激を和らげることができます。玉ネギを水に漬けておくのも有効ですが、硫化アリル以外の栄養分も水に溶けだすので、長時間は禁物です。
※おすすめ献立
白身魚の天ぷら、豆腐とキノコのみそ汁、柑橘(かんきつ)の果物
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
新玉ネギ4分の1個、ワカメ(生)50g、しょうゆ大2分の1、だし(和風だし)大2、すりごま大2分の1、糸がつお5g
《作り方》
|
① |
生ワカメはさっと洗い、熱湯に5〜10秒さっと通し冷水に取り、ざるにあげ水気を取り、一口大に切る。 |
② |
新玉ネギは薄切りにする(その後、水にさっと通しても良い)。 |
③ |
しょうゆとだし、すりごまを混ぜ合わせておく。 |
④ |
①と②を合わせて③の調味料で味付けし、器に盛り付け糸がつおを上に盛る。 |
|
| |
|