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ちくわぶの煮物 1人分:171キロカロリー、塩分1.5グラム |
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ちくわぶは、焼きちくわとは異なり、麩(ふ)の原料である小麦粉のグルテンに、小麦粉を加えて粘りが出るまでよく練り、ちくわに似た形状に成形して、ゆでたものです。昔から、東京などでローカルフードとして食べられてきましたが、西日本ではなじみが薄い食材です。現在は、おでんの具としてよく食べられていますが、煮物としてもよく食べられています。
ちくわぶは、それ自体に味がなく、煮汁のうま味をよく吸うので、うま味の濃い食材と組み合わせたり、こくのある煮汁で煮ます。ちくわぶは、加熱していくと煮汁をどんどん吸い込み軟らかくなっていきます。
栄養的にちくわぶは、主原料が小麦粉、つまり、炭水化物が主体なので、ビタミン、ミネラルなどの栄養素は期待できませんが、穀類のため、エネルギー源として期待できます。
※献立のヒント
タラの塩こうじホイル焼き、柿と春菊の白あえ、ナメコと豆腐の赤だしみそ汁
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
ちくわぶ1本、麺つゆ(3倍濃縮)大2、砂糖大2分の1、酒大2、おかか小袋1(約4g)
《作り方》
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① |
ちくわぶは、斜めに食べやすい大きさに切る。 |
② |
鍋に水1カップ(200ミリリットル)、麺つゆ、砂糖、酒を入れて沸かしたところに、② のちくわぶを入れて、汁気がほとんどなくなるまで中火で煮る。 |
③ |
おかかを加えて全体をからめる。 |
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