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ナスのなべしぎ 1人分:190キロカロリー、塩分1.5グラム |
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「秋ナスは嫁に食わすな」といわれるナス。キュウリやトマトと並ぶ夏野菜ですが、一番おいしいのはやはり実が引き締まり、種も少ない秋の時季のナスです。ナスは実の90%以上が水分で、豊富なカリウムとともに利尿効果が期待できます。また、カリウムは体内の余分なナトリウムを排出して、高血圧を防ぐ働きを持っています。
ただし、炒めても、煮浸しにしてもおいしいのですが、カリウム以外のビタミンやミネラルにはあまり恵まれていません。ナスで注目すべき成分は、栄養素よりも、表皮を紫色にしているナスニンというアントシアニン系の色素です。ナスニンには、増えすぎると体に害を与える活性酸素の働きを抑える作用があり、がんや動脈硬化、高血圧などの生活習慣病に役立ちます。
※おすすめ献立
サバの塩焼き、豆腐のお澄まし
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
ナス2個(150g)、ピーマン1個(50g)、サラダ油大2、砂糖大2、みそ大1と2分の1、酒大1
《作り方》
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① |
ナスはへたを落として一口大の乱切りにする。すぐに水に漬けてあくを抜き、ざるにあげて水分をじゅうぶんに切る。 |
② |
ピーマンは縦半分に切って種を取り除き、一口大の三角形に切る。 |
③ |
砂糖、みそ、酒を混ぜ合わせる。 |
④ |
鍋に油を熱しナスを炒め、しんなりしたらピーマンを入れて炒め、合わせ調味料を加え、味を絡ませ器に盛る。 |
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