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今年も、梅干しを漬けた人が多かったと思います。出来はいかがだったでしょうか。
赤ジソの赤色の色素には、抗酸化栄養素の一つであるポリフェノールのアントシアニンが含まれています。また、梅干しの酸味は、疲労回復の効能があるクエン酸です。梅干しは塩分を多く含む食品なので、食べすぎには注意しましょう。
梅干しの副産物としてできる梅酢ですが、使い方としては、和(あ)え物や、すしの合わせ酢、ドレッシング、煮魚、しば漬け、ショウガなどの漬物に利用できます。
今回の大根の梅酢漬けは簡単にできるので、大根が残ったときなどに作っておくと重宝します。大根の場合、日持ちは冷蔵庫で3〜4日です。また、大根の代わりに、長芋や山芋でもおいしくできます。一緒に漬けた赤ジソは、イワシなどの青身魚を煮るときに入れるほか、乾燥させて粉にし「ゆかり」にします。
※献立のヒント
三色丼(鶏そぼろ・いり卵・サヤインゲン)、柿の白和え、きのこ汁
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料および作り方》 |
(1) |
大根の皮をむいて、薄く半月切りにしたもの100グラムに対して、赤梅酢、砂糖各大1の割合で用意する。 |
(2) |
ビニール袋に入れて冷蔵庫に1日くらい入れて出来上がり。 |
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※途中、ビニール袋を何回かひっくり返して全体をなじませるとよいでしょう。長芋、山芋の場合は、皮をむいて食べやすい大きさに切ってから、同様に漬けます。 |
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