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しそ巻きは、東北地方で作られる夏の保存食です。中に包み込んだみそと青唐辛子のピリッとした辛さが、夏の食欲のない時に重宝します。
そのまま食べてもいいですし、ご飯のおかずや酒のさかなにしたり、ちぎってお茶漬けにしたりするのもおいしいものです。スーパーマーケットで売られているものは油で揚げてあるのが一般的ですが、今回はテフロンのフライパンで焼きました。
冷蔵庫で2週間ほど保存ができます。
※献立のヒント 冷やし豚しゃぶの梅ドレッシングあえ、冬瓜(とうがん)とエビの煮物、ナスのぬか漬け
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》作りやすい分量 10〜15本分
青ジソ10〜15枚、みそ100ác、砂糖60g、小麦粉50g、青唐辛子1本(ない場合は、粉唐辛子少々)、白ごま大1
《作り方》
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(1) |
青唐辛子は、みじん切りにする。 |
(2) |
鍋に、みそ、砂糖、小麦粉を入れて混ぜ合わせてから火にかけ、小麦粉の粉っぽさがなくなるまで弱火で練る。 |
(3) |
刻んだ青唐辛子、白ごまを加えて混ぜ合わせ、皿に取り出して冷ます。 |
(4) |
(3)の冷ました練りみそを小指状に形作って、シソの上にのせてクルクルと巻く。 |
(5) |
テフロンのフライパンを弱火で熱したところに、(しそ巻きの)巻き終わりを下にして入れて、表面を乾かすように、箸(はし)で転がしながら全体に軽く焦げ目がつくように焼く。 |
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