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年齢を重ねていくと歯が弱くなり、若い頃は何とも思わなかったパンの耳が堅く感じるようになります。食パンを卵と牛乳の混合液に漬けてやわらかくして、フライパンで焼くフレンチトーストは食べやすい一品です。
カルシウムが豊富な牛乳と卵を簡単に摂取することができます。卵は、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含むとされる食品で、必須アミノ酸のバランスにも優れています。卵と牛乳の混合液に砂糖を加えると焼いたときに焦げやすいので、焼き上がりにジャムや蜂蜜、メープルシロップ、黒蜜など甘いものをかけて食べるといいでしょう。
また、フランスパンや堅くなったパンでも代用できます。
※献立のヒント レタスとワカメのサラダ、ミネストローネスープ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
食パン(6枚切り)2枚、混合液(卵1個、牛乳2分の1カップ)、バター2かけ、好みのジャムなど
《作り方》
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(1) |
卵を割りほぐしたところに、牛乳を加えてよく混ぜ合わせる。 |
(2) |
食パンは、半分に切る。 |
(3) |
キッチンバットに食パンを入れたところに、㈰の混合液を加えて、両面を時々返しながら10分ほど漬ける。 |
(4) |
フライパンにバターを入れて火にかけ、半分くらい溶けたところに、漬けたパンを入れて両面をきつね色になるまで焼く。 |
(5) |
皿に、焼いたフレンチトーストを盛り、好みのジャムなどをかけて食べる。 |
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