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  健康レシピ 平成25年4月下旬号  
鯛(たい)のあっさり煮  174キロカロリー/1人あたり
鯛(たい)のあっさり煮
 鯛は、姿・色・味がよく、長寿で多産であること、「めでたい」という語呂合わせもあり、昔から祝い事には欠かせない魚です。脂質が少なく、栄養価の高いタンパク質を含み、高齢者や生活習慣病などの人に最適です。

 鯛は、刺し身や塩焼きにすることが多いですが、カレイやキンキのように濃い味に煮るのではなく、あっさりと塩煮にするのもおいしいものですし、低塩分になります。鯛の煮汁で青菜(ホウレン草、小松菜など)を一緒に煮ると、青菜も手軽に取ることができます。

 鯛のかわりにスズキやカレイ、菜の花のかわりにチンゲンサイ、水菜などを使ってもよいでしょう。また、ワカメ、大根のせん切りなどを加えても。

※献立のヒント
 白和(あ)え(豆腐、ニンジン、こんにゃく、シイタケ、春菊)、サヤエンドウと玉ネギのみそ汁、新キャベツの浅漬け

(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)

《材料》2人分
鯛(切り身)2切れ、菜の花2分の1把、ショウガ2分の1かけ、酒大3、塩小3分の1
《作り方》
(1) 菜の花は、長さ3cmに切り、塩ゆでにして水に取って絞る。ショウガは、せん切りにする。
(2) サ鍋に、水1カップ、酒、塩、ショウガを入れて煮たてたところに、鯛を入れて、スプーンで汁をかけながら、中火で4〜5分、鯛に火が通るまで煮る。
(3) 鯛に火が通ったら、ゆでた菜の花を加えてさっと煮る。

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