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サバは、旬の秋には最も脂が乗って「秋サバ」と呼ばれて、昔から親しまれています。脂には、動脈硬化予防や脳卒中予防に働くEPAとDHAが多く含まれています。
EPAやDHAは酸化しやすいのが難点ですが、サバはこれらの酸化を防ぐビタミンEを含んでいるので、酸化の心配がありません。サバは、「サバの生き腐れ」といわれるほど傷みが早い魚です。新鮮なものを選び、食べきれない場合は、日持ちがするように調理しておくことが大切です。
※献立のヒント
ポテトサラダ、キノコ入りかき玉汁
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
サバ半身、こんにゃく3分の1枚、獅子唐辛子4本。
【七味液】しょうゆ大1、砂糖大1と2分の1、ネギのみじん切り大1、おろしにんにく小2分の1、こしょう、すりごま大1、ごま油大1、粉唐辛子少々
《作り方》
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(1) |
サバは半分に切る。 |
(2) |
こんにゃくは4枚に切り、中心に切り目を入れて、切り目にこんにゃくの端を通して手綱にする(下ゆでをするこんにゃくは、手綱にしてから、下ゆでする)。 |
(3) |
獅子唐辛子は、包丁の先で切り目を入れておく。 |
(4) |
七味液の材料を混ぜ合わせ、サバ、こんにゃく、獅子唐辛子を5分ほど漬け込む。 |
(5) |
フライパンを熱して、汁気を切ったサバ、こんにゃくを入れて両面をきつね色に焼き、七味液、獅子唐辛子を加えて全体をからめる。 |
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