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ニンジンとツナの炒(い)り煮 85キロカロリー/1人あたり |
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ニンジンは、緑黄色野菜の中でも、トップクラスのβ―カロテンを含んでいます。β―カロテンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を保護します。油と一緒にとるとβ―カロテンの吸収率がアップします。そのほか、抗酸化作用を発揮して免疫力を高め、動脈硬化やがんの予防も期待できます。
ツナは、マグロの加工品で、豊富なDHAを含み、生活習慣病の予防にも役に立ちます。DHAは、脳の活性化に効果的なので、認知症の予防に効果が期待できます。
面倒なニンジンのせん切りも、せん切り器などを使うと簡単に、また、調理時間も短縮することができます。ツナ缶の代わりに、タラコやめんたいこでもよいでしょう。トマトやせん切りキャベツなどと合わせてサラダにしてもおいしく食べられます。
※献立のヒント
カジキマグロのバターしょうゆ焼き、キュウリの塩こうじ漬け、みそ汁(ナス・油揚げ)
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
ニンジン中1本(150g)、ツナ40g(2分の1缶)、ごま油大2分の1、塩少々、白炒りごま小1
《作り方》
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(1) |
ニンジンは、皮をむいてせん切り器でせん切りにする。 |
(2) |
鍋に、ごま油を入れて熱したところに、ニンジンを入れてしんなりするまで炒める。 |
(3) |
ツナ缶を加えて炒め合わせ、味をみて塩少々を加えて味を調える。 |
(4) |
仕上がりに、白炒りごまを加える。 |
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