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新キャベツの蒸し煮 123キロカロリー/1人あたり |
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キャベツには「キャベジン」といわれるビタミン様物質「ビタミンU」が豊富に含まれています。胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や治療に有効に働くほか、脂肪肝を予防するなど肝臓の働きを助けるともいわれています。特に消化性潰瘍などには、薄味で煮て食べると効果的です。
今回は時間をかけていろいろな野菜のうまみや甘みを味わうことができるメニューです。2〜3日なら冷蔵保存ができるので、小分けにして食べましょう。サラダや肉料理の付け合わせ、野菜の卵とじなどに応用もできます。洋風にしたいときは、キノコ、玉ネギ、トマトなどと合わせるといいでしょう。
鍋は厚手のものがない場合はフライパンなどで代用してください。ポイントは、鍋の下の方に塩、水分の多い野菜を敷くことです。
※おすすめ献立
チキンカツ、豆腐とインゲンのみそ汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
生シイタケ・モヤシ・キャベツ・ニンジン・ピーマン・ジャガ芋・ミニトマト各100グラム、塩2つまみ、水大1
《作り方》
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(1) |
生シイタケはせん切りに、キャベツは一口大に、ニンジン、ピーマン、ジャガ芋は薄切りにする。 |
(2) |
ふた付きの厚手の鍋に、(下から)塩、水、生シイタケ、モヤシ、ミニトマト、キャベツ、ニンジン、ピーマン、ジャガ芋の順で重ねる。 |
(3) |
落としぶた、さらにふたをして、弱火で20〜25分加熱する。 |
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