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キムチに必ず入っている唐辛子。そこに含まれるカプサイシンという辛味成分にはアドレナリンの分泌を高めて体脂肪を燃焼させる働きがあり、肥満や食欲不振、夏バテ、冷え性、動脈硬化などの予防・改善に有効とされています。ただ、過度に摂取すると、胃や腸の炎症を招くことがあるので注意しましょう。充血を伴う眼疾患や痔(じ)、アトピー性皮膚炎などの人は要注意。白菜キムチは乳酸菌発酵でうま味が生まれるので、思いのほか低塩分の漬物です。
キムチチャーハンには、豚肉、エビなどを加えてもいいでしょう。チャーハン、ピラフは野菜料理と組み合わせると栄養バランスがよくなります。
※献立のヒント
豆腐と水菜のサラダ、ワカメスープ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》1人分
白菜キムチ80g、卵1個、ハム2枚、ピーマン 1個、ご飯200g、がらスープのもと小1、こしょう、サラダ油大1、ごま油小1、白ごま少々
《作り方》
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(1) |
白菜キムチは粗めに刻む。 |
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ピーマンはヘタと種を取り、1cm角に切る。ハムも同様に1cm角に。 |
(3) |
フライパンにサラダ油を引いて熱したところに、溶きほぐした卵を入れる。半熟状になったところにご飯を加えて、パラパラになるように炒める。 |
(4) |
キムチ、ハム、ピーマンを加えてさらに炒め、がらスープのもと、こしょうで味を調え、仕上げにごま油を加える。 |
(5) |
器に盛り、ごまを振る。 |
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