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独特の強い香りと歯触りが特徴のセリ。一般に流通するものは栽培物で、あくは少ないです。
水分と食物繊維が多く、低カロリー。鉄と銅が共存しているセリは、貧血予防に役立つ野菜といえるでしょう。また、ビタミンB群の一つである葉酸は新しい赤血球を作るのに欠かせないビタミンですが、セリにはこの葉酸も多く含まれています。女性には貧血の人が多いので、セリを積極的に食べるようにしましょう。骨の形成に欠かせないマンガンも富んでいるので成長期の子供に食べてほしい食材でもあります。
あえ物にするほか、炒め物、てんぷら、汁の実、鍋の具にも向いています。
※おすすめ献立
魚の黄身焼き、かみなり汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
セリ200g、調味料A(しょうゆ小2分の1、だし大1)、ロースハム(スライス)2枚、白あたりごま大1.5、調味料B(砂糖・しょうゆ各大2分の1、だし小1)、木の芽2〜4枚
《作り方》
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(1) |
セリは根を切って洗い、半分に切る。 |
(2) |
鍋に湯を沸かし、(1)を入れて1〜2分ゆでてから、水に取る。水をかけ流してあくを抜く。 |
(3) |
(2)を軽く絞り、長さ3〜4cmに切る。調味料Aで下味をつける。 |
(4) |
ロースハムを半分に切ってから、せん切りに。 |
(5) |
白あたりごまをボウルに取り、調味料Bを合わせ、(3)と(4)を加えて混ぜる。 |
(6) |
器に盛り、木の芽をのせる。 |
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