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タケノコとワカメのいため煮 158キロカロリー/1人あたり |
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このごろは旬の新タケノコも、ゆでたものが八百屋の店頭に並ぶようになり、利用しやすくなりました。タケノコには不溶性の食物繊維であるセルロースが豊富に含まれておりコレステロールの吸収を抑えたり、腸内の有害物質を吸着して体外に出したりする働きがあります。そのため、便通の改善をはじめ、動脈硬化や大腸がんの予防に役立ちます。
タケノコを切ったときに出る白い粉はチロシンというアミノ酸で、新陳代謝を活発にして脳を活性化する働きがあります。タケノコは繊維を断つように薄く切ると軟らかく煮ることができます。残った場合は、翌日に卵とじなどにすると新しい1品になります。
※おすすめ献立
アジの塩焼き・大根おろし添え、青菜のからしあえ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
タケノコ(ゆでたもの)200g、ワカメ(戻したもの)50g、豚切り落とし肉50g、市販のめんつゆ(3倍濃縮)大3、酒大2、サラダ油大2分の1、ごま油小1
《作り方》 |
(1) |
タケノコは、穂先部分は縦に、そのほかの部分は横に薄切りにする。 |
(2) |
戻したワカメは食べやすい大きさに切る。 |
(3) |
フライパンにサラダ油をひいて熱したところに、豚肉、タケノコを入れていため、めんつゆ、酒、水100mlを加える。 |
(4) |
汁気がほとんどなくなるまで煮たら、ワカメを加えてさっと煮、香り付けにごま油を落とす。 |
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