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サツマ芋と小豆の煮物 233キロカロリー/1人あたり |
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サツマ芋で作るおせち料理のきんとん(金団)は、金色のものは縁起がいいことから重箱に詰められます。缶詰のゆであずきはそのまま食べてもよいのですが、サツマ芋やカボチャと一緒に煮ると、おかずにもおやつにもなり重宝します。カボチャなどの野菜と小豆を煮たものは「いとこ煮」といわれ、北陸地方や山口県萩市などに伝わるものが有名です。
サツマ芋に含まれる食物繊維は大腸がんや動脈硬化、糖尿病の予防に、ビタミンB1は炭水化物の代謝を促すのに役立ちます。また、ビタミンEは老化予防に、豊富なカリウムはナトリウムを排出させて高血圧予防にもなります。
小豆にはサツマ芋同様、ビタミンB1やカリウム、食物繊維が多く含まれています。小豆の赤い色はアントシアニンという色素で、眼精疲労など目に効果があります。
※献立のヒント:タラ入り寄せ鍋、セリのごまあえ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
サツマ芋200グラム、ゆであずき(缶詰)200グラム
《作り方》
(1) |
サツマ芋は1センチの輪切り、または半月切りにする。 |
(2) |
(1)の芋を30分くらい水にさらす。 |
(3) |
鍋にサツマ芋とかぶるくらいの量の水を入れて火にかけ、沸騰後3~4分ゆでる。 |
(4) |
鍋にゆでたサツマ芋とゆであずきを入れ、水3分の2カップくらいを加えて火にかける。 |
(5) |
沸騰したら火を弱め、サツマ芋が軟らかくなるまで煮る。 |
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