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野菜に含まれる食物繊維は、大腸がんや痔(じ)の予防、便秘解消に役立ちます。野菜類は生で食べるよりは加熱した方が量も減りやわらかくなるので、思いのほかたっぷり取ることができます。
年齢を重ねると食が細くなり、せっかく買った野菜を食べ切れずに駄目にしてしまうことはないでしょうか。パック入りのキノコ、袋で買ったピーマンなどの残りを魚焼きグリルやオーブントースターで焼き、だしじょうゆに漬けておくと重宝します。そのまま食べるだけでなく、朝食の野菜料理の一つとして大根おろしや温泉卵と合わせたり、ごまをたっぷりかけたり、そばやそうめんのおかずに。冷蔵庫で3〜4日保存が可能です。野菜はシシトウやカボチャ、ネギなどでも。また、食べる時にかんきつ類の搾り汁をかけてもよいでしょう。
※献立のヒント 温泉卵と野菜の焼き漬けのせそうめん、ナスのみそいため、スイカ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
ピーマン2個/赤・黄ピーマン各2分の1個/アスパラガス2本/エリンギ2分の1パック/めんつゆ(3倍濃縮)大2
《作り方》
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ピーマン類は種とヘタを取り、2等分に切る。 |
(2) |
アスパラガスは茎の半分ほどの皮を皮むき器でむく。 |
(3) |
エリンギは食べやすい大きさに切る。 |
(4) |
めんつゆは水大6と合わせる。 |
(5) |
魚焼きグリルでピーマン類、アスパラガス、エリンギを軽く焦げ目がつくまで焼き、(4)のめんつゆに漬ける。 |
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