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冬においしい白菜ですが、鍋や漬物にするばかりでなく、煮物にしてもおいしく食べられます。白菜の煮物に、揚げ玉(天かす)を加えるとコクのある煮物になります。揚げ玉の代わりに、残り物の天ぷらを刻んで入れてもよいでしょう。
年を重ねると、天ぷらなどを残しがちです。残った天ぷらは冷蔵庫に入れておくと油臭くなってしまうので、冷凍しておきましょう。冷凍した天ぷらはペーパータオルを敷いた皿にのせて、ラップをせずに電子レンジにかけます。めん類のほか、煮物やお好み焼きなどに入れると無駄がありません。
白菜はカリウムを多く含んでいるので、ナトリウムの排せつを促進し高血圧予防に有効です。白菜の軸の部分は繊維に沿って切ると硬いので、横に切ると繊維を切ることができ、軟らかく煮ることができます。
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
白菜大2枚/シメジ2分の1パック/ちくわ1本/万能ネギ5本/揚げ玉大さじ4〜6/だし汁1カップ/しょうゆ大1/砂糖大1/酒大2
《作り方》
(1) |
白菜は軸と葉に分け、軸は1センチ幅、葉は食べやすい大きさに切る。シメジは根元を切り、小房に分ける。ちくわは縦半分に切ってから、斜め切りに。万能ネギは長さ4センチに切る。 |
(2) |
鍋にだし汁、調味料を入れて煮立てたところに、白菜の軸、シメジ、ちくわ、白菜の葉、万能ネギの順に加えて中火で7〜8分煮、最後に揚げ玉を加えてさっと煮る。 |
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