|
|
柿とカブのごま酢あえ 154キロカロリー/1人あたり |
|
|
|
寒い時季には甘みが強くなり、葉も柔らかくなるカブは「スズナ」とも呼ばれ、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の一つです。大根同様、でんぷんを分解するアミラーゼという酵素をたくさん含んでいるので、もちやご飯などを食べ過ぎたときの胸焼けや胃もたれの解消に効果があります。
柿にはビタミンCやカロテンが豊富に含まれています。ビタミンCは免疫機能を高めて風邪をひきにくくする効果があります。また、カロテンには強力な抗酸化作用があり、がんや動脈硬化を予防する働きがあります。
色、甘み、かたさも程よく実った柿を歯触りのよいカブと組ませ、つなぎはとろっとしたごま酢にしてみました。柿の歴史は古く、砂糖のないころは、好まれたことでしょう。
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
柿2分の1個(100グラム)/調味料A(酢小2分の1、砂糖小1)/カブ100グラム/塩小4分の1/調味料B(酢小2分の1/砂糖少々)/キクラゲ(生シイタケ)2枚/ごま酢(白当たりごま・酢・砂糖各大1/塩小4分の1)
《作り方》
(1) |
柿とカブは皮をむいて長さ3センチ、幅1センチの短冊に切る。柿は調味料Aで下味を、カブは塩でもみ、しんなりしたら水洗いしてきつく絞り、調味料Bで下味をつける。 |
(2) |
キクラゲは水で戻し、さっと熱湯をかけ、せん切りにする(※生シイタケのときは、網で焼いてからせん切り)。 |
(3) |
(1)を軽く絞り、(2)を混ぜ、ごま酢であえる。 |
|
| |
|