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近藤太一さん |
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社会に貢献の気持ちで
65歳まで働き続ける環境整備を企業に義務付けた改正高年齢者雇用安定法施行(4月)により、シニアの働く環境が整いつつある。しかし同法施行以前に定年を迎えた人の中には再就職に苦しんでいる人も多い。そんな中、千葉県我孫子市の近藤太一さん(62)は、長年務めた会社に継続雇用され、元気に働いている。近藤さんの「お客さんに対する思い」と「プロ意識」が会社に利益をもたらしているからだ。
近藤さんは大学卒業後、「これからは旅行業がもうかる」という父親の助言を受けて、大手旅行会社に就職した。以来、同社一筋で勤め上げてきた。近藤さんのモットーは「お客さんに喜んでもらうこと」。そのためには"勉強"を惜しまなかった。
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四国お遍路の案内をする近藤さん=右。政治家から会社社長まで、長く現場で培ってきた人脈は広い |
いろんな土地を回ってはそこにまつわる歴史をどん欲に吸収。その結果は着実に仕事に生かされ、旅行客の信頼を得た。今では「四国八十八ヶ所霊場会公認先達」や「おかやま観光特使」など多彩な肩書を持つほか、歴史などの知識を見込まれNHK文化センター講師を務めるほどに。
「お客さんの『知りたい』に応えることが大切だと思って頑張ってきました」。近藤さんは2年前、定年を迎えたが、その働きが会社に認められ、継続雇用されることになった。「今は1年契約で時間給。収入は減りましたが、仕事ができる充実感があります。少なくとも60代いっぱいは働く気です」と話す。
最後に近藤さんから同年代の求職者にアドバイス。「自分が経験してきたことをどのように社会や会社に伝えていくのか、が大切。特に定年を過ぎたら、かつての肩書を忘れて社会へ貢献するという謙虚な気持ちを持つことが大事だと思います」 |
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