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シニア派遣 ぴったりの雇用形態 ヒュー・マネジメント・ジャパン/派遣事業本部 山下智部長 |
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「60代は『定年になっても、社会と接点を持っていたい』という方が多いです」と山下さん |
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「07年問題に貢献できれば」
シニア世代の新しい働き方として最近注目されつつある「シニア派遣」。2年前に初めて「シニア派遣」を立ち上げた人材総合コンサルタント会社「ヒュー・マネジメント・ジャパン(株)」(本社・港区)派遣事業本部の山下智部長にシニア派遣の現状と求められる人材などを聞いた。
人材派遣会社が求職者と企業を仲介する「派遣」という雇用形態は若年層には浸透しているが、シニアにはまだあまり認知されていないのが現状のようだ。しかし山下部長は「派遣は、若者よりむしろシニアにぴったりの雇用形態」と話す。その理由として以下の利点を挙げる。(1)求職者は派遣会社の社員という立場になるため、パートなどと違い社会保険が完備されている(2)労働条件の多様性を実現でき、例えば週3日出勤など自分のライフプランに合わせることができる(3)仕事内容で契約するため、正社員のような(未経験分野などへの)異動がない、など。
「団塊の世代が大量に定年を迎えることで『頭脳の流出』や『技能継承』といった側面が危惧(ぐ)されています。こうした2007年問題にシニア派遣という形で貢献できれば、と考えています」と山下部長。
同社は2年前に45~65歳を対象にシニア派遣事業を始め、現在登録者は4000人を超えている。年代別にみると、60代がおよそ4割と最も多く、50代後半、50代前半と続く。
シニア派遣のしくみは簡単だ。登録希望者は、まずパソコンソフトを使った対人スキルの自己分析や同社コーディネーターとの面談などを行い、データベースに経歴や資格、スキル、求職条件など基本情報を登録。さまざまな求人情報の中から、同社コーディネーターが、登録者の条件に合った派遣先企業を紹介する、という流れだ(登録無料)。また、登録者側から同社ホームページ上の求人案件にいつでも応募することもできる。
「登録したからすぐに就職先が見つかるというわけではありませんが、一度就職が決まれば、長年のキャリアが強みになるのか派遣先の企業から高評価を頂くケースがほとんどです」と山下部長。
では、どんな人材が求められているのか。「2つのタイプに大別できます。まず経理経験があるなど専門性の明確な人。次に、いろんな状況に対応できる対人スキルのある人。言い換えれば“人間力”のある人ですね」と山下部長は指摘した上で続ける。「いずれにしても最も重要なのが、『自己分析』と『マインドを変える』ということ。企業が何を求めていて、自分はそれにどう応えることができるか。これを冷静に判断する自己認識力が大切です。加えて、それまでの自分の肩書にとらわれず、新しい職場で柔軟に対応できるだけの気構えが必要です」
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