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  お茶の間けいざい 平成21年1月下旬号  
注目される“金への投資”  リスク低い積立方式

池田収さん
 
 有史以来約8000年の歴史があるといわれる金(ゴールド)。この間、人類が保有してきた量は約16万トンととされ、オリンピック公式プールの3杯分に相当する。この金が世界的な金融危機の中で個人の投資先として注目されている。金を買う場合、一体何に注意すべきなのか。

 金への投資には、(1)地金(2)金貨(3)純金積立(4)金先物取引(5)金鉱株(6)金ETF(上場投信)─の6つの方法がある。このうち金の現物投資となるのが(1)〜(3)。中でも、毎月定額で長期的な投資ができるのが(3)の純金積立だ。

 日本で最も早く20年前からこの積み立てを始めた田中貴金属工業(本社・千代田区)では、ドルコスト平均法によって毎日一定額分を日割りで購入、「金の価格変動リスクを極めて低く抑えています」と貴金属部長の池田収さんは説明する。

 例えば、月3000円を毎月積立投資したとすると、金の時価が1グラム3000円の時は1グラム、1000円の時には3グラム購入することになり、金価格の上げ下げに関係なく着実に金の現物は増えていくわけで、「金の現物保有を目的とする人向けの投資方法」(池田さん)といえる。このため、純金積立は、長期的な投資に向いており、「少なくても5年以上続けた方がメリットはある」(池田さん)。

 金を購入する場合に注意したいのは購入先の信用力。例えば田中貴金属工業の純金積立では毎月購入した純金は客に所有権があり、大手都市銀行数行に“特定保管”しているため、会社に万一のことがあっても客の金は守られる。しかし、企業によっては“消費寄託”といって、客が積み立てて購入した金の所有権はその会社に帰属し、客は“返済請求権”しかないところが多い、というから購入前に確かめたい。

 金そのものに宝飾品としての魅力があるので、金を保有したいという個人は多いが、目安として、どれだけ投資したらいいのか。

 ファイナンシャル・プランナーの木村敬二さんは、「資産形成のための分散投資では金も対象になる」と話す。有事の金といわれ、戦争やドル、株価が暴落するような時に逆に金価格が上昇することが過去にあった。

 しかし、「例えば、60歳になった時に保有する金が、その時の相場次第でどれだけの資産になっているか分からない」と木村さん。

 また、ドルコスト平均法についても、「下がっている市況が将来上がることが前提の場合は効果が大きい」が、高値から下がり続ける展開では、「高値でつかんだ金の含み損は解消されない」と指摘する。

 個人の投資では、自分が資産を増やしたいのか、守りたいのかなどを一度、整理したうえで適した方法を選択することが必要だ。

純金積立についての問い合わせ
田中貴金属工業:TEL0120-43-5610

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